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zoom RSS ポスト成果主義  ヒューマン センタード マネジメントの提唱(4)

<<   作成日時 : 2006/08/14 19:33   >>

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ポスト成果主義  ヒューマン センタード マネジメントの提唱

4.人事労務の役割

さて人事労務の役割について考えてみたいと思います。

いうまでもないことですが、人事労務管理の対象は”人“です。そして企業(時には団体)
に所属する人となります。

このことは人事労務管理は、企業経営の視点と、人間としての視点から社員を考える必要が出てくるということを意味することになります。どちらかの観点から見ればよいのではなく、両方の観点からみる必要があるということなのです。

それでは、企業経営の視点からみてみましょう。
企業は経営の目的を達成するために、経営戦略を立案し、戦略を実行する最適な組織を構築します。
そしてこの組織の下で、戦略を実行するに最適な組織を構築します。
アメリカの有名な経営学者であるA.D.チャンドラー氏は、「組織は戦略に従う」という有名な言葉を残しています。

そして、この組織の下で戦略を実現するための人材を配置することになるのです。
したがって経営の視点からみた人材は戦略を実行し、達成する役割を期待され担うことになります。
戦略を立案する→有効な組織を作る→適切な人材を調達・配置する→人材に成果を実現させるということになりますが、いわゆる成果主義的な考え方は、こうしたところから出てきているのではないでしょうか。

次に人間の視点からみてみましょう。
人間は、“金”や“物”などの経営資源と比べて、生きているという違いがあります。
人間には、感情や気持ち、心というものがあります。これは動物という世界の中で見ても特徴的なことと思います。人間たるゆえんなのではないでしょうか。

したがって注意しなければならないのは、人がやる気にならなければ、働くことにならないということです。
命令されるままに作業をしても、それは動いているだけで、働くことにはなりません。
「にんべん」が付かなければ働くという「字」にならないのです。

心を持ちますから、他人の感情に敏感になったり、またプライドを傷つけられ落ち込んでしまうこともあります。心が限界まで追い詰められてしまうと精神的にも異常をきたしてしまいます。セクハラやパワハラの問題やメンタルヘルスなどの問題を引き起こすことにもなりかねません。

一方、働きたいという気持ちを持っており、適正に動機付けられると、能力を十分に発揮したりします。また成長したいという欲望も持ちます。その意味から、社員のキャリア形成や適切な評価ということが大切になってくるのです。

 このように企業の中で2つの側面を持つ「人」に対して、両方の視点から対応するのが、
人事部門の役割ということが出来るのではないでしょうか。

人事部に求められる機能は、「成果発揮」と「能力向上」のサポート機能ということではないでしょうか。

【本記事については私の思想に基づき記載したものです。真実性を保証するものではありません。万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。ご利用に当たってはその点にご留意ください。】

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